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ゲーミングマウス

Endgame Gear XM1 WHITE。ゲーミングマウスに迷ったら、この子を買っておけば絶対に間違いない。

この記事は“Endgame Gear XM1”についてレビューしていく。

先に書いておく。このゲーミングマウスには欠点らしい欠点がない。重さ・使いやすさ・握りやすさ・性能・細部・価格全てにおいてすべて完璧だ。非常に素晴らしい。PCゲームを嗜む方にはぜひ一度手に取って頂きたい。あなたの手とこのマウスが合うか次第だが、おそらく『EndgameGear XM1』を買えばあなたのマウス探しの旅は終わるだろう。

評価:5.0 

ドイツのゲーミングデバイスブランド『Endgame Gear』の処女作、ゲーミングマウス『XM1』。2019年に発売された当初から完成度の高いゲーミングマウスとして形状は良い評価だったが、細かな点で多くの問題を抱え、マイナーチェンジを繰り返していた。2020年2月に新色のホワイトが発売されて以降、既存色のブラックも含めて、新品として流通しているモデルはそれら諸問題を完全に克服し完璧なゲーミングマウスとして完成した。

スペック

形状左右対称
DPI100-16000
LOD2mm or 3mm
ボタン数5つ(左側面に2つ)
センサーPixArt PMW3389
ケーブル長約185cm
ポーリングレート250,500,1000Hz
サイズL 122.14×W 65.81×H 38.26mm
ソフトウェアXM1 Configuration Software

外箱と内容物

マウス本体

360°VIEW

ゲーミングマウスとしてあるべき姿を追求した結果、生み出された最適解。

表面

SteelseriesのSENSEIやKANA、KINZUの開発に携わった元プロゲーマーが開発に参加しただけあって、それら伝説的なマウスの血統を継ぐ。

表面はマットホワイト仕上げ『ドライグリップコーティング』。指紋や汚れが目立ちにくいうえに、防滑性が非常に優れているため、手汗をかいても指が滑りにくい。ブラックカラーだと表面に指紋等の跡が残りやすいが、ホワイトなら全く気にならない。

トップシェルとクリックパーツの組み合わせはファイナルマウスに酷似。あからさまな肉抜きの穴が無いのにもかかわらず、70グラム台が実現できた秘密がわかる。徹底的にシェルのぜい肉をそぎ落とし、アンコ抜きも怠らず、強度確保はしっかりやる。もはや芸術的。

裏面

オリジナル形状のマウススケート。EndgameGearから純正の交換用スケートが2種販売されているため摩耗しても心配ない。中華やドイツなど他社からも用意がある。そして、DPIとポーリングレートの変更はたったひとつのボタンで行える。ここにも軽量化へのこだわりが垣間見える。

純正スケート

デフォルトのXM1は滑走素材PTFE99.5%のスケートを履いている。かつては0.6mmだったが、2020年2月以降のマイナーチェンジで0.8mmへ変更され操作性が向上。

  • PTFE99.5%は滑らかさと耐久性を両立した長期安定タイプ。
  • オプションのPTFE100%は耐久性を犠牲にした滑走重視タイプ。99.5%と比べて100%はより滑らかに滑る代わりに消耗が早い。

EsportsTigerスケート

AliexpressやHID-Labsで購入可能な中華製マウススケートEsportsTiger。厚みはおよそ0.8mm(実測値)でPFTEの純度は数値が明らかになっていない。長期安定モデルと滑走重視モデルがある。面取りが純正スケートは曲面で、EsportsTigerはエッジで処理。詳細は画像で要確認。

トップとボトムシェルはプラスネジ4本で締められている。マウス本体の分解結合は非常に簡単。センサーはPixArt社製の最新センサーのPMW3389。解像度は50-16000。リフトオフディスタンスはデフォルトで2mm。ソフトウェアで3mmに調整可能。シックネスゲージで実測定したが公称値の2mmおよび3mmで狂いは無い。

重量

公表値は70グラム。ケーブル込みの実測値は71グラム。穴が開いていないミドルサイズのゲーミングマウスの中で最軽量。40-60グラム前半の新型マウスが他社製品からリリースされる現在、70グラム台は数値上若干重いのではないかと思うかもしれないが、この重さが総合的に考えて最も良い。

より軽ければ軽いほど手への負担が少なくて良いという理論も分かるが、それでは特定の超軽量マウス慣れる必要があり、それでは過度な適応と軽すぎる故にマウスの感度を変える必要があると筆者は考える。

細部まで軽くしていることは数字を見ても明らか。トップシェルからPCBからボトムシェルまで贅肉をそぎ落として70グラムを実現。

握り心地

筆者の手のサイズ

中指から手首の付根までの長さ
人差し指と小指の第三関節の幅

かぶせ持ち

中指が若干余る。手のひらと親指はちょうどよく合うが、薬指・小指のポジションは探せば何とかなるものの、筆者の手のサイズでは窮屈な持ち方になる。手が小さめの方ならかぶせ持ちも選択肢の一つになりえる。

つかみ持ち

筆者は常につかみ持ち。完全にフィット。くびれからお尻へかけてふくらんでいくスポットで両サイドがっちりホールドすれば手のひらと指の配置は自然に決まる。フリックも持ち上げもどんな動作も快適に扱える。

つまみ持ち

つかみ持ちと同じく、くびれからお尻へかけてふくらんでいくスポットが最もホールドしやすい。親指・薬指・小指でブレのないホールドが可能。手首で扱っても軽々快適で疲れにくい。つかみ持ち同様、どんな動作も問題なく扱える。

ビルドクオリティ

左右のマイクロスイッチの押し心地は軽めで軽快。クリック音は「カチッカチッ」と。詳しくは動画を参照。各パーツのチリもピタッと合っている。左右クリックは内側へあそばないので、クリックした際に「ギギッ」と軋まない。

ケーブルはEndgame Gearオリジナルのパラコード「FLEXCODE」を搭載。マイナーチェンジ前は、ゴム製ケーブルであった。2020年2月のマイナーチェンジ後は柔軟なパラコードに変更され、操作性は抜群に向上。他社製のパラコードに替える必要すら感じない柔らかさ。マウスバンジーと併用するとまるでワイヤレスゲーミングマウスのように快適に扱える。詳しくは上記動画を確認していただきたい。

ケーブルの径はEndgame Gear純正のマウスバンジー「MB1」やZOWIEの「CAMADEⅡ」で十分にホールドできる太さ。

左右クリックのマイクロスイッチはOmron ChinaのD2FC-F-K(50M)。サイドのマイクロスイッチはTTC製。型番は不明。ホイールのタクタイルスイッチはメーカー・型番不明。特許取得済みのアルゴリズムにより、クリック応答速度1000分の1秒(0.001秒)以下を実現。人間が追い付けないほどの速さで理解しにくいが、FPSのみならず勝負の世界において応答速度は最重要。

ドライバー・ソフトウェア

XM1のソフトウェアは『XM1 Config Software』。マウスのボタン割り当てや有効無効の切替、50-16000のDPI調整・ポーリングレート、LOD(2mm/3mm)の調整が可能。その他最新版のソフトウェア・ファームウェアアップデートが可能。マクロ記録はない。

PMW3389センサー

XM1はPixArt PMW3389センサーを搭載。DPIは50-16000の間で50ノッチ、LODは2mmと3mmで調整できる。

環境

結果

マウスが出す信号とPCが受け取る信号の同期はほぼ正確。DPI1600以降のxCountグラフにて微細なスパイクがある。PMW3389センサーのxSumグラフのとおりトラッキングは正確かつ滑らか。詳細は下記リンクで。

EndgameGear XM1 PMW3389

本音のまとめ

評価:5.0 

ドイツのゲーミングデバイスブランド『Endgame Gear』の処女作、ゲーミングマウス『XM1』。2020年2月に新色のホワイトが発売されて以降、既存色のブラックも含めて、新品として流通しているモデルはそれら諸問題を完全に克服し完璧なゲーミングマウスとして完成した。

  • どんな持ち方でも受け入れるSenseiの血統を継ぐ持ちやすい形状。
  • 滑らかなトラッキングができる最新のPixArt PMW3389センサー。
  • LODが最短2mmで使いやすい。
  • 操作性を邪魔しない柔軟な純正パラコード『FLEXCODE』。
  • 手汗をかいても滑りにくい表面処理『ドライグリップコーティング』。
  • 過度な適応を避け、操作性と軽さを両立した『70グラム』。
  • 勝負の世界において本来不要なRGB・LEDをオミット。
  • クリック応答速度1000分の1秒を実現したアルゴリズム。
  • 上記のゲーミングマウスとして必要な性能・機能がすべて揃っていて、6000-7000円台の手に入れやすい価格設定。

  • 無し。敢えて挙げるならたったひとつ。ブラックカラーのみ表面に若干指紋が目立つ。

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Neucom
マウスとマウスパッドを集めてレビューするけどキーボードだけは自作する。